新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が経済活動に打撃を与えていて、スマートフォンやタブレットの市場規模は縮小してしまった。その一方、外出自粛や都市封鎖(ロックダウン)により自宅から離れられなくなった消費者のあいだで健康管理への意識が高まったらしく、フィットネス目的でスマートウォッチを購入する人が増えた。
スマートウォッチやアクティビティトラッカーは、腕に装着して歩数や消費カロリーなどの活動量を計測できて便利だ。ただし、歩数は腕の動きから推定しているので、ウォーキングやランニング以外の動作をすると正しく計れず、腕の無関係な動きを歩数と数えて不正確な活動量になってしまう。正確な結果を得るには、運動の種類に合わせた計測方法が必要になる。
これに対しAppleは、車いすに乗っている人の活動量を計れるウェアラブルデバイス向け技術を考案。この技術を米国特許商標庁(USPTO)へ出願したところ、米国時間5月12日に「DETECTING ACTIVITY BY A WHEELCHAIR USER」(特許番号「US 10,646,117 B2」)として登録された。
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ニュース選定者:羽岡久美子
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■情報公開日:2020年7月30日
■最新情報更新日:2020年7月30日