ソフトウエアを活用して病気を予防・管理・治療する「デジタル治療」への関心がここ数年高まっている。
これはデジタルヘルスの新興分野として患者ケアの新たな手段になる可能性があり、市場規模は2025年には90億ドル近くに達する見通しだ。だが、業界で導入が実際に進むか不透明で、役割は依然はっきりしていない。
FDAは4月、精神疾患(大うつ病性障害、統合失調症、薬物依存症といった物質使用障害など)を対象にしたデジタル医療機器(デジタル治療を含む)の規制要件を一部免除する指針を発表した。これにより既存の治療モデルにデジタル治療をどう組み込めるかを示しやすくなるだろう。
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ニュース選定者:鈴木美香
日本経済新聞
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■情報公開日:2020年8月4日
■最新情報更新日:2020年8月4日